歯科校医の健診について
学校で行われる健診は、健康保持増進を目的とした、スクリーニング(ふるい分け)です。地域の医療機関における医学的立場からの確定診断とは異なります。
健康上の問題も出現頻度の高いものだけではなく、早期に発見処置することが生涯の健康にとって有益なものであれば取り上げていきます。
特にCo、白斑、白濁、褐斑、ホワイトスポットと表記するものは、予防処置、経過観察、ご自身による予防が必要と考えられる部位が存在する事
を意味します。
また、要注意乳歯には、保存の適否を慎重に考慮する必要があると考えられる場合を示します。
例えば、3~4年の大人の歯に生え変わる時期には糸切り歯の生える余地不足がしばしば観察されます。
お知らせの紙がお手元に届いた場合にはかかりつけ医に確認していただくことを推奨いたします。
なお、診断記入方法は、日本学校歯科医師会の活動指針に基ずき実施しております。
2022年05月21日 12:25